離婚Q&A
どのような場合に慰謝料は認められるのですか
Q
どのような場合に慰謝料は認められるのですか。
A
慰謝料が認められるためには、相手方の行為が違法であることが前提となります。
精神的苦痛を感じていても、相手方の行為が違法とはいえない場合、慰謝料は認められません。
不貞行為と呼ばれる浮気・不倫や暴力等が違法行為の典型的な例です。これに対し、単なる性格の不一致や価値観の違いでは、違法行為とはいえないことが多く、慰謝料請求できない場合がほとんどです。相手方の行為が違法であるか否かについては、夫婦間の諸事情を総合的に判断する必要があり、個別の事案を慎重に検討する必要があります。
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