fukuma blog

読書について~精読と多読~

2013/10/03(木) 日々の出来事

読書は私の趣味の一つですが、本の読み方には、精読と多読があるようです。私がどちらに属するかと言えば、読む本の内容にもよりますが、基本的には、精読派に属するのではないかと思います。

これは、若い頃法律の勉強をしていたことと大いに関係があるように思います。今と違って、私が大学で勉強していた頃は、法律の参考書、ガイドブックというものがなく、大学の有名な先生の基本書と言われる本を読む以外に方法がなかったことから、ひたすらこれらの本を読んでいたものであります。

当初は、何が書いてあるのか全く分からず、暗中模索という状態なのですが、少しずつ書かれている内容が分かってくると法律のおもしろさを感ずるようになってまいりました。ただ、司法試験に合格するには、単に法律の仕組みや概念を知っているだけでなく、それらを具体的事案で展開していく必要であり、そのレベルに達すには、さらに、本をきちんと読んで、正確な理解を身につける必要がありました。

法律上の概念をきちんと理解するのは、ときに難しかったりするのですが、いったん理解してしまうと、とても便利でさまざま場面で使えることに驚いたりします。

 

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