fukuma blog

チームとしての法律事務所

2014/03/06(木) 日々の出来事

最近つくづく思いますのは、当事務所がチームとして機能しだしてきていることであります。

法律事務所を構成する弁護士と事務職員とが一種のチームであることは、いわば当然のことなのかも知れませんが、それがチームとして機能するかは、また別問題のような気もするのです。

法律事務所が扱うのは、紛争であり、その解決のためには、多くの事実と証拠を必要とし、その収集、分析・検討、整理をへて、法律的な主張にまで高められていくのですが、その過程は、実に多くの時間と労力を必要とします。その中心的担い手が弁護士であるとしても、その補助者なくして、事務遂行は不可能であります。そして、両者の関係は、分業というより、協働であるように思います。

私は常々、書類のファイリングは、事務職員の仕事の初歩的作業であると共に、卒業試験となるほどのものあると言っております。人から指示されて、ある書類を指定された場所にファイルすることは、ビギナーでもできますが、何の指定もなく書類を渡されて、その書類を適切な場所にファイルできるとすれば、その方は、書類の意味、内容、全体の位置づけ、さらには、事務所全体の仕事の内容が理解できていることを示すものだからです。

今後も弁護士と事務職員のスキルをさらに高め、相互の理解を図り、チーム力を強化していきたいと思います。(サッカーか何かの監督のような立場でもあります。)

 

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