fukuma blog

弁護修習

2013/04/01(月) 日々の出来事

今日から第66期司法修習生第3班の方の弁護修習が始まり、当事務所にも修習生が勉強に来られます。夕方は神戸で修習生との懇親会があり、私も出席してきました。私が司法修習生だった頃は給費制であり、2年間の修習中、国から給与が支給されていました。これに対し、昨年の第65期修習生の方から貸与制となり、国からお金を借りて修習しています。また期間も数年前から1年になっています。裁判官・検察官・弁護士等の法曹をどのように育成するかは国の司法の在り方に関わる重大な問題です。

私も弁護士経験25年目になりますが、しみじみ思うのは、基礎がとても大切だということです。司法試験合格が基礎で、実務はその応用と言われたりしますが、私の実感としては、実務は応用というよりは、基礎を徹底する場であるようにも思います。司法修習は法律家としての基礎を身につける大切な時期であり、修習生がしっかりと存分に勉強できる環境を作る必要があるのではないかと思います。

 

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