面接交渉を拒否、あるいは制限、停止することはできますか

Q
面接交渉を拒否、あるいは制限、停止することはできますか。

A
親権者または監護者にならなかった方の親に対し、子どもを会わせないようにすることはできません。子どもに対する面接交渉権は、明文の規定はありませんが、親として当然に持っている権利だからです。

しかし、面接をすることで子どもに悪影響があると考えられるような場合には、面接交渉を制限したり停止することが可能です。

相手方が定められた条件を無視して勝手に子どもに会ったり、子どもを連れ去ろうとしているような場合には、家庭裁判所に面接交渉権の制限を申し立てることができます。

面接交渉権が制限・停止されるのは次のような場合です。

・面接時、子どもに復縁を迫ったり、監護者の悪口を言う

・金銭の無心をする

・面接交渉の条件を守らない

・子どもや親権者、監護者に暴力を振るう

・父母の対立が激しいなどの事情により、子どもの精神的安定が守られない

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