fukuma blog

青空文庫について

2015/04/24(金) 本の感想

先般、日経新聞を読んでいて青空文庫なる電子図書館があることを知ったのですが、その時は、やはり本は紙媒体で読まないと読んだ気がしないだろうと思っていました。分厚い本を一頁ずつ読み進み、読んだ部分がだんだん厚くなっていくのは気持ちがいいですし、鉛筆片手に気に入ったところに線を引いていく習慣のある私には電子図書というのが何とも頼りないものに感じられておりました。

ただ、物珍しさもあってこの青空文庫にアクセスしますと、無料で読める本があるはあるは、ほとほと感心致しました。主として著作権が切れた著者没後50年以上を経過した作品ですが、森鴎外、夏目漱石、太宰治、坂口安吾その他歴々たる作家の作品が読み放題であります。しかも無料の上に、どんなに長い小説でもスマホさえあれば、どこでも読めるのですから、便利この上ない物であります。

紙媒体好きの私もさすがにこのスマホ電子図書館の便利さには圧倒されており、最近は専らスマホ片手の読書であります。スマホを持った左手で親指をちょっと動かすだけでページがめくれ、読んだ途中でしおりを入れることが出来、読み終わるとそのチェックをすることにより読了した本が増えていくのも楽しく、また、本毎に大体何分くらいで読める内容かも案内されているのも便利です。

これらの本の文章は、大部分ボランティアの方の入力によるそうですが、そのおかげで多くの方が恩恵にあずかっており、私も感謝したい一人であります。

是非皆さんも青空文庫お試し下さい。いいですよ!

 

 

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